書けないよこんなん。

Ⅲ 16世紀から17世紀にかけての世界の商業的覇権を握ったのはオランダだった。
オランダの興隆と衰退を以下の語句を用いて説明しなさい。


16世紀半ばにネーデルラントがスペイン領になると、カルヴァン派の新教徒は本国のカトリック強制などに反発し、オランダ独立戦争が始まった。南部10州は途中で離脱したが、北部7州はユトレヒト同盟を結成して戦争を続け、ネーデルラント連邦共和国、通称オランダの独立を宣言し、休戦条約で事実上独立を達成した。オランダは一方で、東インド会社を設立して東洋へ進出し、ジャワのバタヴィアに商館を建設し、アンボイナ事件によってモルッカ諸島を確保し、さらには台湾やマラッカを獲得して香辛料貿易を独占していった。また新天地にも進出し、ニュー・アムステルダムを中心に植民地を建設した。この結果、17世紀前半にはオランダは世界商業の覇権を握って反映したが、中継貿易が中心であったため、産業基盤が弱く、イギリスなどが強力な重商主義政策を展開するとその優位性も失われ、3回にわたる英蘭戦争に敗北し、海上支配権を失って衰退した。